手段に縛られず「有効な手立ては何か?」を見極める
一歩先を想像するスタンスで、 “道しるべ”をつくる。
――どんな仕事をされていますか?
一言でいうと、「お客様の困りごとや課題に対して、どうしたらいいかの“ヒント”や“道しるべ”を示す仕事」だと思っています。
具体的には、現状を整理し課題を明確にしたうえで、今後の筋道(マーケティング戦略)を立てていったり、マーケティング施策の実行をサポートしたりと、お客様の状況に合わせてマーケティング活動を支援しています。
商品が思うように売れない、どんな人に届けるべきかわからない、ブランドとしてどんな方向を目指せばいいのか悩んでいる──そうした課題に対して、手段ありきではなく、目的に対して何が一番有効かを日々考え続けています。
ファッション、医療、製薬、日用品、さらにはお寺まで、関わる業界も幅広く、これまで様々なテーマを担当してきました。
――仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。
一貫して大切にしているのは、「相手の立場に立って考えること」です。
一人で完結する仕事はほとんどありません。
だからこそ、社内外問わず仕事をする相手が動きやすいよう、「何を求めているか」「次に何が必要か」を考えることを意識しています。そうやって相手目線で動くことで、結果として自分の仕事もしやすくなると感じています。
例えばできないことがあったとしても、「できません」で終わらせず、別の選択肢や、理想に近づく方法をお客様の立場で一緒に考える。そうした積み重ねが、信頼につながっているように感じています。
また、「今の生活者が何を感じ、どう考えているか」に向き合う“生活者視点”も、お客様に有効な道しるべを示すために意識していることのひとつです。
――QOならではの面白さや良さはどんなところですか?
幅広い様々なマーケティングテーマを、始まり(課題整理)から終わり(施策実行)まで携わることができるのはQOのプランナー職ならではの面白さだと思います。
マーケティングにあまり馴染のないお客様の案件では自由度高く提案を考えて持ち込むこともありますし、広告代理店のストラテジックプランナーと協業して進めるコミュニケーション施策の案件では具体的なメディアのプラン設計まで入り込むこともあります。
また、「リサーチャー⇔プランナー⇔代理店ストラテジックプランナー」のように、各職種と近い距離で連携できる点も、QOならではだと思います。
特にプランナーは、ハブのような立ち位置で動くことが多く、自然と視野が広がりますし、学べることも多いです。
こうした面白さに加えて、QOの良さは「人」にあると感じています。
困ったときは助けてくれる一方で、普段は一人ひとりの考えや動きを尊重してくれる。個人的にはその距離感がちょうどいいですね。
もちろん初めの頃は丁寧にサポートしてくれますし、ある程度できるようになると裁量を持って動きながら、必要なときにはいつでも相談できる。そんな環境だと思います。

リサーチャーからプランナーへ。役割が変わってぶつかった「考え方の壁」。
――リサーチャーからプランナーへ役割が変わり、どんな壁がありましたか?
プランナーになったタイミングは、プランニングが事業部組織として社内で作られたばかりだったこともあって、お客様に対してプランナー職としての価値をどう発揮していくべきか?という問いが一番大きなものでした。
担当の案件にも、リサーチャー職としてではなく、プランナー職としてアサインされるため、これまでの役割とは別の価値発揮の仕方が求められていました。
データを起点に考えることが中心だったリサーチャーとは頭の使い方がまったく違い、データがない段階でも一歩踏み込み、仮説を立てたり、アイデアを飛ばしたりすることが求められるプランナーの仕事に慣れるのは、最初の大きな壁だったと思います。
日常の中で生活者の潮流を追いかける癖をつけたり、世の中のトレンドや生活者インサイトからマーケティング活動のヒントを探る取り組み(生活者見立て通信)をしたりすることで、徐々にプランナーに必要な“仮説力”や“見立て力”をつけることができたと思います。
その結果、プランナーとしてお客様からご指名いただくことや、役割が限定的だった案件でも幅を広げて依頼いただくことが増えてきました。
――リサーチャーの経験はどう活きていますか?
リサーチャーとして様々な案件に携わり、「調査結果から何がいえそうか」と示唆まで考える習慣が身についていたことは、現在プランナーとして幅広いテーマを扱ううえで、大きな武器になっていると思います。
例えば、お客様に対してリサーチという手段を提案することもあれば、別のアプローチを提案することもありますが、どちらが適切かを判断できるのは、リサーチャーとしての経験があるからこそだと思います。
リサーチを提案する場合も、お客様の課題や意思決定のポイントを踏まえたうえで、スムーズに設計まで落とし込むことができます。
また、リサーチを通して生活者視点も身についているので、仮説やアイデアを考える際にも、その視点を活かせていると感じています。
――今後の目標を教えてください。
プランナーとしては、まだまだスタートラインに立ったばかりだと思っているので、考え方や動き方ともに凝り固まらず、周りの人から吸収しながら学び続けていきたいです。
そして、自分が「すごい」と思う人のように、社内外にとって頼れる存在になりたいと思っています。

とにかく、いろんな経験を。
――就職活動や学生時代について教えてください。
大学では心理学を専攻していて、人の心や感情、行動に興味がありました。
そのため、就職活動では、マーケティングやリサーチ、広告など、その関心が活かせそうな業界を中心にみていました。
今の仕事でも、例えばリサーチ結果から生活者の意識を読み取ったり、「見立て」を考えたりする場面で、当時の学びが役立っていると感じます。
――最後に求職者へのメッセージをお願いします。
学生のうちは、たくさん遊んで、いろんな経験をしてほしいなと思います。
世の中には多くの仕事があり、自分に合うものも合わないものもある中で、経験を通して見えてくるものもあると思います。
QOは、今の生活者の動きやトレンドを最前線で知ることができたり、様々な業界の商材やサービスに携われたり、業種や役職問わず様々な人にも出会えます。
そういったことに興味がある人には、きっと合う環境だと思います。
リモートワークなど柔軟な働き方ができるのも魅力のひとつですね。